佐藤家の父・佐藤洋一。
佐藤家の正にゴッドファーザー。
マフィアを彷彿とさせる独特の空気感は確たる世界観を構築していて、一辺の迷いもなく貫いている。
それは言葉や所作に至るまで、徹底してる(笑)
そこから醸し出される、圧倒的な色気と雰囲気は、還暦を迎えても未だ健在。
石坂勇


佐藤家の母・佐藤忍。
洋一は、忍との出会いによって女遊びを一切やめ、忍一筋になった。
洋一をそこまでにさせてしまう魅力を持った女性であったといえるが、48才の時に病死。
人を見る目と、その場の空気を瞬時に嗅ぎ分ける臭覚に優れ、彼女の死後に10年間に渡る冷戦になってる事からも、生前は良きバランサーになっていたのは難くない(笑)
銀座のママもやっていて、実は出生にはかなりのバックボーンがある。
仲坪由紀子


佐藤家の後妻・佐藤(旧姓・星野)美佐。
忍が亡くなり、失意の洋一を救った現在の洋一の妻。
歳の差は30近くあり、かなりの歳の差婚。それ故の悩みも少なからずあるみたいで……。
中野区を原チャリにも負けない脚力でチャリ爆走する、界隈では有名なヤクルトレディでもある。
若干思い込みが強いとこもあり、暴走する事もしばしば(笑)
大河内美帆


佐藤家の長男・佐藤(現姓・高橋)幹夫。
息子の中で、父の空気感を正当に?(笑)引き継いでいる。
そのアイデンティティーは1ミリたりともブレることは無く、そういう意味では洋一とは、また違った個性を構築していて、追随を許さない。
高橋家に婿養子として入り、高橋家を支えているが、何事も妥協を許さない彼は中華の境地へと入っていくのだろうか?
前田剛


佐藤家の次男・佐藤正夫。
出来る兄と比べられて、昔は幹夫と諍いがあったが、今はその反動の様に兄を慕う。
幹夫が婿養子で抜けた為、今は佐藤コーポレーションの実質トップ。
一見オラオラ系で、近寄り難い感じはあるが、佐藤家の中で1番直情型であり、感動しいで、涙脆い。
福井利之


佐藤家の三男・佐藤恭介。
佐藤家の中で、その血は確実に受け継いでいるものの、弘子と同じで今時なのか、やんちゃだった弘子の影響なのか、1番染まってない(笑)
つまり…染まってないので、ある種…1番話が通じるとも言える(笑)
逆に、それ故…何事もそつなく出来る、器用貧乏かもしれない。
那智と同じで、かなり弘子には尻に敷かれてる。
澤井俊輝


佐藤家の長女・佐藤麻衣。
佐藤家唯一の女。一見佐藤家の匂いを感じさせないのだが、誰よりも家族の事を思い、考えてる。
その為なら風俗で働くのも厭わないのだが、そういう状況…というか、あらゆる状況に陥っても、ポジティブに変換し、楽しさを見出だせる強さも持っている。
そこら辺は母親譲りなのかもしれない。
水野絵理奈


佐藤家の従業員・轟三郎太。
佐藤コーポレーションの立ち上げの時代から、会社を支えてる。
開発部の責任者であり、特に銃に関する造詣が深い。
仕事に実直で真っ直ぐ。自分を拾ってくれた佐藤コーポレーションに絶対的な忠誠心があり、想いは熱い。
やはり、佐藤家との関わりが長い為、佐藤家の世界観はすべからく踏襲している。
井上賢吏


佐藤家の親戚・宗像心。
佐藤家の父…洋一の双子の兄弟の娘。
洋一にとっては姪にあたる。
普段は実家の浜松に住んでいるのだが、大学時代は佐藤コーポレーションでバイトとして働いてもいる。
元気ハツラツで活発、正に天真爛漫なキャラ。
いるだけで周りを明るくさせる魅力がある。
長谷実ヅキ






鈴木家父・鈴木美津保。
任侠道を、誰よりも分かりやすく体現している(笑)スイッチが入ると猪突猛進、頑固一徹の昭和気質。
それ故に優しさも不器用だったりする(笑)
物語の始まりは佐藤家との10年に渡る確執であったが、その原因が洋一との刀と拳銃どちらか強いか…という嘘でしょ?という理由からも(笑)2人の性格が伺える。
山口太郎


鈴木家の母・鈴木美智子。
極妻を地でいく、粋で義理人情に厚い頼れる姐さん。
夫婦は似るものなのか…この人も、任侠のスイッチが入ると、ワールドが展開する(笑)
それが勘違いを引き起こし、空回りする事もしばしば(笑)
中道裕子


鈴木家の長女・鈴木照枝。
一見、柔和なイメージを与えるが、鈴木家の子供の中で1番、和の心を分かりやすく受け継いでおり、芯の強さも母親譲り。
夫の那智を完全に尻に敷いてるが、実は1番の理解者でもあり、自分の夢を諦めて鈴木家に入ってきてくれた事を密かに感謝もしている。
熟女キャバラクラで働いてた事もある。
吉川亜州香


鈴木家の婿養子・鈴木(旧姓・槇村)那智。
鈴木家に婿養子として入ってくるが、その前は映画監督になるべく、その道を夢見て、長い間活動していた。
今はその夢はすっぱり諦め、鈴木商会の社員として従事。
正に鈴木家のマスオさんポジション。嫁の照枝には頭が上がらず、優柔不断。
それでいて、適当なとこも多々あるので騒動に巻き込まれやすかったりする(笑)
船戸慎士


鈴木家の長男・鈴木高信。
鈴木家唯一の男。飄々としていて、掴みにくいところがあるが、見た目とは裏腹に女性には奥手。
ただ、理想像はえらく高そう(笑)
童貞という噂もある。
ある種、物事を達観してみるところもあるので、両親の様なベタな任侠道とは一線を画すが、本質はしっかり引き継いでる。
大野清志


鈴木家の次女・鈴木(現姓・佐藤)弘子。
佐藤家の三男、恭介と結婚。
翌年“ほのか”という娘が生まれる。
“Family”の子供の中で唯一の一児の母。
鈴木家の和の血は確実に継いでいるものの、所謂…今時の考え方も持っている。
そして昔はかなり、やんちゃだったらしく、怒らせると一番恐いのは何気に彼女かもしれない(笑)
スギ田ナオ


鈴木家の従業員・竹田大和。
鈴木商会に勤めて長く、割と古株。
その性格は正にド直球の感情型(笑)
情にも脆く人情型だが"大は小を兼ねる"が竹田家の家訓らしく、1のことを6にも7にも膨らます傾向がある(笑)
因みに家族は全員名前に"大"が入ってる。
小山蓮司






高橋家の父・高橋親人。
鈴木、佐藤、高橋の3家族の中で1番の財を成す。
中国武術にとても造詣が深く、そのリーダーシップとカリスマ性は絶大だった。
多分、本人は男の子が欲しかったのかもしれないが、結果は5人の女の子に恵まれる、女性主体の家族。
ただ、晩年は病気との闘いを余儀なくされ、娘とのバージンロードを歩く事は叶わず、病死にて永眠。
和興


高橋家の母・高橋弥呼。
凄くおっとりとした性格で、どこか浮き世離れしてる感もあるが、それは育ちの良さにも関わっているのだろう。
とてもマイペースで、独特の体内時間を持っていて、言葉にも気品が溢れている。昔は女優もやっていたらしく、恐らく役になりきる憑依系でないかと推察する(笑)
山元由湖


高橋家の長女・高橋春日。
母の性格を1番引き継いでいて、彼女も母とは違った独特の体内時間を持っている(笑)
人当たりもとても良く、周りの状況を把握する能力にも長けているが、一方で、思い込みも激しく、思い込んだら突き進む1面も持ち合わせている。
佐藤幹夫の妻であり、彼の世界観とはことごとく噛み合っている(笑)
鎌田亜由美


高橋家の次女・高橋紀姫。
姉妹の中で社交性、協調性が高く、美に対する意識も相当高い。
そして自分なりの拘りを持っている。
が……そこはやはり高橋家の血を引いていて、一般常識では計り知れない個性の持ち主でもある(笑)
神田川侑希


高橋家の三女・高橋寧々。
姉妹の中で、最も情熱的で積極的。
おしとやかさも兼ね備えているが、そこから溢れ出るパッションは、時として周りを置いてけぼりにさせる(笑)
鈴木家長男の高信と付き合っており、結婚も秒読み?
大村仁望


高橋家の四女・高橋小町。
癖のある姉妹の中で、割と普通の感覚を持っていて(笑)ある意味一番しっかりしている(笑)
が、それは本人の中では葛藤の要因にもなっていて、自分の居場所を模索していて、そんな時に神宮寺龍と出会い、人生が新たな方向へと動き出す。
石塚みづき


高橋家の五女・高橋ゆず。
高橋5姉妹の末っ子。母のおしとやかさと、父の強引さの両方を分かり易く受け継いでいて、その二面性は分かりやすい(笑)
そういう面では一番、何をしでかすか分からない危うさも持っていると言える。
父・親人にも殊の外、可愛がられていた。
村田沙也佳


高橋家の運転手・花山院小次郎。
高橋家で堅実に運転手を務めている。真面目で仕事には無駄がなく、高橋家から全服の信頼を得ている。
必要以上に喋る事もなく、出るとこと退くとこの線引きを見極める事にも長けている。
神木優


高橋家の執事・円城寺琴美。
高橋家に仕えてる執事。花山院と共に、その忠誠心は非常に高く、仕事にも隙がなく、与えられた事を完璧にこなす。
曲がった事が嫌いで、真面目な事も相俟って、時にアグレッシブな一面も垣間見せる。
新田えみ






山田家父・山田零。
幹夫が、その味に心酔する程の今川焼屋を長年営んでいたが、それをすっぱり辞め、何でも屋に転身する。
竹を割った様な性格で、豪快。
洋一、美津保、親人とは幼馴染みで、表には出さないものの、その絆は深い。
池田ヒトシ


山田家長男・山田一。
何でも屋山田屋の二代目。
鈴木家長男の高信、佐藤家長女の麻衣とは幼馴染み。
この両家とは、親からの縁で繋がりは深く、騒動に巻き込まれる事もしばしば。
逆を言えば、知らなくてもいい情報も沢山入ってくる為、バランサーの役割も担っている。
松本誠


何でも屋社員・小林稔。
恐らく、何でも屋の唯一の社員。
人当たりが良く、一見頼り無さそうにも見えるが、何でも屋という仕事が性に合っているのか、好きなのか、やる気は非常に高い(笑)
ひた向きな面、空気を読めないとこもあるのが玉に瑕。
谷口敏也






リカーショップ「二木」の跡取り息子・二木久仁彦。
新井薬師に昔からある酒屋で、久仁彦はそこの跡取り息子になる。
鈴木・佐藤との繋がりも深く、両家の息子と娘とは幼馴染みで昔から良く遊んでいた仲。
女性には結構だらしなく、嫁の隙を盗んでは遊び回ってるが、嫁には頭が上がらずからっきしだったりする(笑)
増田将也


久仁彦の妻・二木真子。
久仁彦と結婚し、リカーショップ「二木」を一緒に切り盛りしてる。
しっかり者で裏表が無く、真子も新井薬師で育ってるので、皆とも顔馴染みであり、人当たりの良さと江戸っ子気質もあって、地域にしっかりと根付いている。
モリマリコ






田中家長男・田中奏多。
未来系玩具会社、田中レボリューションの跡継ぎでもあり、一人っ子。
とても温和な性格で、人当たりがいい。
その状況、状況に溶け込む対応力も持っているが、逆をいえば巻き込まれ易い性格。
仕事を愛していて、ひた向きな姿勢はルックスも相俟って相手に好印象を与えやすい。
星広行






伊藤家父・伊藤夏樹。
知る人ぞ知る大人達の隠れ家江戸川橋「BARイトウ」のバーテンダー。
恋人達の心を結ぶBARとして愛され続け“恋人達の救世主”と呼ばれている。
初志貫徹としていて、酒に対するプロ意識が高く、お客様に素敵な時間を過ごしてもらう事に対する拘り方も半端ではない。
村手龍太


伊藤家母・伊藤響華。
江戸川橋「BARイトウ」のもう一人の顔。
夏樹とは真逆で、とても自由で掴み所がない(笑)
固定概念に囚われる事がなく、フレシクブルに物事を考えているので、あらゆる状況になっても、その状況を楽しんでいる。
山藤貴子


伊藤家長女・伊藤美麗。
本人は全く認識してはいないが、どちらかというと、母寄りの奔放さを兼ね備えており、やりたい事はガンガン突き進む、所謂感覚で動くタイプ。
ただ…結構何をするにしても熱しやすく冷めやすい(笑)
「BAR イトウ」のバーテンダーでもある。
山内菜緖


伊藤家長男・伊藤廉乃介・
真面目を絵に書いた様な性格で、そういう意味では姉とは正反対。
江戸川橋「BAR イトウ」で父と共に働いている。
その真面目が故の反動からなのか、そもそもの本質なのか、実は裏の顔も持ち合わせている。
金澤洋之


伊藤家甥っ子・伊藤才郷。
夏樹の弟の息子で、美麗と廉乃介とは従兄弟に当たる。
飯田橋「BAR イトウ」のバーテンダー。
若いのに、お酒の知識は半端なく、気配りも行き届く出来る男。
両親は既に無くなっていて、一人で飯田橋「BAR イトウ」を切り盛りしている。
千葉健玖






渡辺家母・渡辺蘭。
江戸川橋「BAR イトウ」と並ぶ「BAR ワタナベ」の現オーナー。
夫の冬樹が家を出ていってから、一人で「BAR ワタナベ」をやっている。
男気のある格好いい一面、涙脆く無邪気なところもあり、第一印象では強い女性のイメージだが、本質は寂しがり屋で傷付き易い。
本倉さつき


渡辺家長男・渡辺淳平。
父の冬樹が家を出ていった事もあり、家庭に対して、かなりの理想像を持っている。
それもあって、自らも家を飛び出し、祖師ヶ谷大蔵に“ハラクッチ”というイタリアンレストランを出す。
店を出した当時は照枝と付き合っていた。
新八






神宮寺家次男・神宮寺龍。
神宮寺財閥の籍から消されたとも言われる2番目の子息(当初は一人息子だと思っていた)
会社経営は勿論、政界にも強い力を持っている家柄で、そのしがらみから逃れる為、神宮寺家を飛び出し単身…新井薬師へ。
一見、財閥の人間とは到底思えない佇まいと行動をするので財閥感は全く感じられない(笑)
牧野達哉


神宮寺家秘書・サムソン諸塚。
神宮寺に使えている秘書。
龍が幼い頃は家庭教師も務めている。
昔は林堂一覚とも繋がっていたらしく、その出生には謎が多くミステリアス。
サムソン柔術の継承者でもある。
永峰あや






那智の妹・槇村薫子。
兄とは割と歳が離れているが、小さい頃から、あの那智を見てるせいか(笑)心配症で何かと兄の世話を焼く、ほっとけない性格。
自分の生き方を模索中。
森裕美子


那智の元恋人・伊藤遥。
那智がまだ監督を目指していた頃、経済的にも生活的にもずっと支えていた。
しかし、そんな自分の存在が那智をダメにしていると悟り、別れる事を決意。
伊藤家との繋がりが、気になるところ。
高橋弥生


ハラクッチ店員・金子忍。
淳平が経営するイタリアンレストラン“ハラクッチ”で働いている。
物事をハッキリというタイプで勉強熱心、隠し事の出来ないタイプ。
彼氏欲しい願望が強く(笑)常に素敵な出会いを求めている。
西島美都子


ただのOL・岡安みなみ。
“Family”の世界で、唯一どのキャラクターとも繋がってないキャラクター。
なのに、頻繁に“Family”のキャラクター達と接する機会がある稀有な存在(笑)
しかし恋人が〇〇な辺り、かなり特異で別世界の感性を持っている事は間違いない。
緒方夏生


倉庫清掃員・三崎富士子。
中野区生まれの中野区育ちで中野区から出た事がない生粋の中野人。
清掃員の仕事に誇りを持っていて、何故か清掃員でありながら中野の情報は、ほぼ網羅している(笑)
鈴木・佐藤・高橋の父達とは近所な事もあって、昔から良く遊んでもらっていた為、ここの家族とも親交が深い。
みやび


新米倉庫清掃員・小黒鉄平。
新しく入ってきて、富士子の下で、清掃員道を学んでいる。
純朴で、控え目な性格。
自分の人生の生き方を模索しており、周りの生き方にも影響をされる。
まだ富士子の元にいるのだろうか?(笑)
高島大幹


婦人警官・朝比奈志奈子。
新井薬師駅前の交番に勤務してる警察官。正義感が強く、志を持って仕事に従事している。
幹夫と“薬師・今川焼友の会”を結成していて、山田屋の今川焼愛は相当なものだったのだが……。
橘あんり


殺し屋・林堂一覚。
その出生、年齢等は謎に包まれている。
昔、忍と恋人関係にあり、銀座にBAR“マリリン”と“ユニコーン”を出して忍と一緒にオーナーとして経営。
その後、ヤバい仕事に首を突っ込みヤバい奴等に追われる身に。
自分の過去に浸る癖があり、ハードボイルドモードに入ると、もう誰にも止められない(笑)
蜂須賀智隆


一覚の娘・ロザンヌ・美音子・スチュワート。
母は一覚が逃亡してた時、ドバイで知り合った女性。
一覚が、父とは知らされておらず、死んだものと思っている。
忍が存命の頃、忍の店で働いており、幹夫とも付き合っていた為、佐藤家の世界観の影響をモロに受けている。
maica


淳平の元婚約者・華原璃子。
家を飛び出していった淳平が、母に会いに行くきっかけを作った女性。
内助の功という言葉がぴったり当てはまりそうだが、譲れないところは、ハッキリいうタイプでもある。
淳平とは結婚する予定だったが、解消。
そこの真意は定かではない。
石松千明


美麗の恋人・花畑光。
歌舞伎町のショーパブの経営者。
見た目と裏腹に、心の優しい所謂“ザ・良い人”
美麗にゾッコンで、結婚を考えているが、夏樹の壁は高く(笑)花畑の苦悩の日々は続く。
猿山智也


全身黒ずくめの女・浅間咲彌。
2022年の夏祭りの日に突然0番倉庫に現れて、台風の様にその場を荒らしに荒らして、大きな爪痕を残していった謎多き女。
翌年の梅雨の時期に再び現れるも、彼女の存在が結果的に事態を前進させていた事もあり、本人の中にも色々と変化が起きてそうで……。
名前以外は全て不明。
水谷千尋



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