中野区・新井薬師前にある通称「0(ゼロ)番倉庫」

この倉庫は、鈴木家が経営する鈴木商会(和物玩具会社)と、
佐藤家が経営する佐藤コーポレーション(洋物玩具会社)が所有しており、
コンクリート打ちっ放しの空間には、
所狭しと玩具の入ったダンボールが山積みされていた。

夏祭りの夜。
0番倉庫に、古びたダンボールが届く。
中を開けると、見慣れない玩具と一通の手紙。
その手紙は、数年前に他界した母親からだった。

横浜にある高橋家が経営する
高橋工業(中華系玩具会社)に、古びたダンボールが届く。
中を開けると、見慣れない玩具と一通の手紙。
その手紙は、数年前に他界した父親からだった。

この世を去った二人の親が、残した家族に送ったのは、知らず知らずのうちに切り離された、
家族の絆を取り戻す思い出の玩具と感謝の言葉たち。

そして、見知らぬ女性が0番倉庫に現れる。
「お父さんにこう伝えてください…あの夏、貴方が捨てた女が、
貴方を訪ねにやって来ました…と」

夏が、忘れかけてたことを思い出させてくれた、
三つの家族の夏物語。


​出演

前田剛(BQMAP)
福井利之
鎌田亜由美
大河内美帆
石塚みづき
スギ田ナオ
船戸慎士(Studio Life)

小山蓮司(北区 AKT STAGE)
増田将也
水谷千尋
長谷実ヅキ

【日替わりゲスト】
山口太郎(青二プロダクション)
中道裕子
山元由湖(プロダクション芸学)



脚本・演出
菅野臣太朗


演出助手
青瀬ハルカ(空想実現集団TOY'sBOX)

チラシデザイン
宇佐見輝（Studio Life）

制作
馬場妙子・イビケイコ

プロデューサー
船戸慎士(Studio Life)